社長ブログ

・‘チャレンジし続ける’  … 青山の会社である限り

spirits_bunka価値観を詳細にお伝えする事は非常に大切なので、一つ目の‘チャレンジし続ける’に関して補足説明をしたいと思います。
花を始めて間もない頃、「パーク・コーポレーションじゃ、花屋か何屋か分からない。」と言われ、青山らしいお洒落な花を市場感覚で売っていきたいとの想いから、‘Aoyama Flower Market’という名前を思いつき、当時よくお世話になっていたメンズファッションの大御所であられた石津謙介先生にその旨相談しました。

その時、先生は「僕もVANという会社を銀座ではなくて青山に作ったけど、何故だか分かるかい? 青山ってのは字のごとく山なんだよ。 渋谷に行く時だって宮益坂を下るだろう?原宿も自転車を漕がなくったって行けるくらいだ。西麻布は危ないくらい下るし、赤坂だって御所からは下るだろう? ファッションやトレンドってのは、水の如く高い所から低い所へ流れるもので、低い所から高い所へ上がってくるものじゃないんだよ。 だから僕も会社を青山に作ったんだ。 ‘Aoyama’って名前を掲げる限りは、絶対に他の真似をするようじゃダメだよ。他で生まれたトレンドを真似するようだったら、‘Aoyama’って看板は下げなきゃ。」と仰いました。

そんな事もあり、我々の‘チャレンジ’とは、他でよく売れているから我々も売ってみようか?などというものではなく、他の誰もやらないことをリスクを負って挑戦することであると定義したいと思います。

他の花屋の真似をするということは、極めて格好悪いし、‘Aoyama’の看板を掲げている限り、決してやってはいけない事だと肝に銘じておきたいと思います。

反対に言えば、常に他社に先駆けて新しいことにチャレンジし続ける訳だから、真似されるのは当たり前で、真似されるのが速いか?こちらが次から次にチャレンジするのが速いか?競いながら自分たちを鍛えていく位の気構えをもって、日々精進していきたいと思います。

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