社長ブログ

・”フレームの中での自由” … ブランドとしての品揃え

shop2よく、「ブランドを維持する為には本社のバイヤーさんが商品をまとめて発注するんですか?」と訊かれます。
組織構造の所で‘逆ピラミッド’と書いた様に、売れ筋やお客様のお好みは本社にいて分かる筈がないとの考えから、基本的に発注権限は現場にあり本社にはありません。

では、現場は何でも自由に発注出来るのか?というと、そうではありません。

同じブランドを掲げて店舗展開をしている訳ですから、お客様の期待を裏切るような品揃えにレベルのばらつきがあってはいけません。

そこで、レベルの統一感を維持するために、本社サイドでブランドとして推薦できる商品をフレームの中に投入し、現場はそのフレームの中であれば自由にセレクト出来るようになっています。

もし現場サイドで魅力的な商品を見つけ出した時には、本社で検討して、フレームの中に投入した後、全店レベルで発注出来るようにしています。

この繰り返しによって常に魅力ある社内カタログの様なものを維持しながら、店舗別のお客様に新鮮な商品を提供しながらも、ブランドとして統一感を維持したいと思っています。

店舗が増えてくると、本社サイドに対するプレッシャーも大きくなり、商品部としては無難なものをフレームの中に推薦したくなるものですが、それでは‘Aoyama’の看板を掲げている資格はないと思っています。

常にチャレンジ精神を忘れず、たまには外すことがあろうとも、‘Aoyama’の花屋として、本社サイドのみならず現場も勇気を持って、お客様に魅力的な商品を提案し続けたいと思います。

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